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口冊司著『異説 鉢木』(新歴史観ブックス) が発売!

観阿弥・世阿弥の作という説もある能の一曲『鉢木』。鎌倉幕府の第五代執権・北条時頼が執権職を退いた後、諸国を遊行したという伝説から生まれた物語である。冬の寒空の下、旅の僧となった時頼は一軒の小屋で一夜の宿を求める。小屋の主人・佐野源左衛門は没落した御家人。貧しい源左衛門は旅の僧をもてなすために大切にしていた松、梅、桜の三本の鉢の木を薪として囲炉裏にくべてしまう。源左衛門の家には薪さえも無かった。それでもいざという時には鎌倉に馳せ参じることができるように源左衛門は甲冑や薙刀だけは保管していた。その厚い忠誠心に感動した時頼は後日、源左衛門を鎌倉に呼び寄せる。時頼は源左衛門に松、梅、桜の鉢の木に因んで三つの領地を与えた、という御恩と奉公の物語。本著は鎌倉幕府の発足から始まる混沌とした鎌倉時代の勢力争いを『鉢木』を通して描いた一作。将軍、執権、そして得宗。鎌倉時代前半期を指導者の群像が今、蘇る。

口冊司著『雑賀の王 KYOUEN6』(新歴史観ブックス) が発売!

今ならamazonプライム会員の方は購読無料です^^ <本のあらすじ> 戦国時代末期。現在の和歌山県に最新鋭の武器・火縄銃の扱いを得意とする傭兵集団があった。その集団の名は「雑賀衆」。その頭領は「雑賀孫市」という称号を持ち、傭兵集団を統率していた。石山本願寺との戦いを続ける織田信長はその協力者である雑賀衆の壊滅を計画。とうとう雑賀攻めが始まろうとしていた。雑賀衆も一枚岩ではない。十ヶ郷の党首・鈴木孫三郎と雑賀荘の党首・土橋平次の対立は雑賀全体を揺るがす。kyouen第六弾。乱世を彩る傭兵たち。忍びでさえ恐れた雑賀衆が今、躍動する。 ◇口冊司作品kindleはこちら>> https://amzn.to/3g5XUNQ ◇新歴史観ホームページはこちら>> https://www.shinrekishikan.com/ #雑賀の王 #伊賀の刺客 #聖者たちの饗宴 #龍も眠る #軍神の後継者 #風磨の乱 #忍者 #新歴史観ブックス #今日は何があった日 #口冊司の新著はKindleにて絶賛発売中 #DigDig

口冊司著『光の力 冥界見聞録その六』(新歴史観ブックス) が発売!

宰相ディスパルスの陰謀が発覚後、冥界政府は解体。再び分割統治が始まった冥界では新設された連絡協議会の理事フォーブがバルカンの居場所を見つける。一方で、冥界は一応の落ち着きを取り戻したが労働力の不足が各国に共通した課題となる。そんな時、冥界に新興国家コスモスが生まれた。現世では人工

口冊司著『第二次冥界統一戦争 冥界見聞録その五』

冥王ハデスの暗殺事件から一ヶ月。宰相ディスパルスは事実上、冥界の支配者として君臨することになる。囚人から成る大軍団を率いる司令官チアンは「解放軍」を名乗りリリクアニムスを奪還しようとヘンゴ区の砂漠を進軍する。鬼の王となった潮ノつばめが動かす移動要塞・鬼ヶ島もまたヘンゴ区の砂漠の沿

口冊司著『冥王暗殺 冥界見聞録その四』(新歴史観ブックス) が発売!

冥界政府を震撼させた「テレサ事件」からおよそ10年。冥界の最高意思決定機関である冥界最高幹部会議のメンバーは更迭され、冥界政府は刷新された。冥王ハデスの補佐官である官房室の室長ディスパルスは権力を掌握。ディスパルスは宰相として君臨しディスパルス政権が発足した。そんな時、潮ノつばめ

口冊司著『鬼の乱:冥界見聞録その三』(新歴史観ブックス) が発売!

統一前の冥界。各国、各界派が割拠する中、冥界連盟が発足し平和と秩序が保たれていた。さらには冥界連盟の常任理事国である五カ国を中心に冥界はめざましい発展を遂げてゆく。その原動力となったのは奴隷として使役される鬼。粛清後、行方知れずとなる鬼の王。彼ら鬼にとっての聖域でありながら立ち入

口冊司著『鼠の産祝い』(新歴史観ブックス) が発売!

江戸時代後期。幕府公認の学問所である林塾の塾長・佐藤一斎が門人である水野友之介の屋敷を訪れるところから物語は始まる。寛政の改革が頓挫した幕府では女好きの将軍自ら金を湯水のように使い、解禁された賄賂が横行したことで政治と経済の腐敗が進む。幕府の財政は破綻寸前となり江戸町民の不満はた

口冊司著『Mining Road = わたしの道』(新歴史観ブックス) が発売

寝つきの悪い夜に、こんな夢を見た。 穴を掘り続ける「わたし」。男、女、そして、アンドロイドに遭遇する過程で、わたしは土を掘り続ける意味を見出してゆく。性別や国籍、どのような立場の者でも共通して直面する岐路。土の壁の穴の中で、わたしはなにを見つけるのか。筆者渾身の叙事詩的ファンタ

口冊司著『狂気の王と清貧なる刺客』(新歴史観ブックス) が発売!

デンマーク王国とノルウェー王国、そしてスウェーデン王国の三カ国は物的同君連合『カルマル同盟』を結成していた。同盟と称しながらもデンマーク王国が二つの国を服属させているのが実態だった。カルマル同盟の統一王クリストは「狂気の王」と呼ばれる暴君。カルマル同盟の政府はクリストが寵愛する愛

口冊司著『アクアの休息』(新歴史観ブックス) が発売しました^^

人類は受難に遭遇した。突然、全てのユーティリティが停止し日常生活が失われたのである。十日後、ライフラインは復旧し全滅は免れたが、次に待っていたのは大規模な政権交代だった。世界の指導者は人類からAIに替わる。AI政府は人類に向けて新政権樹立を宣言すると同時に通告した。宇宙に出て新天

口冊司著『ある悲劇的な計画』(新歴史観ブックス) が発売

過去によく似た未来の物語。ゲルマニア民主共和国の元首に君臨した一人の独裁者。彼の登場により二度目となる世界大戦が始まる。ゲルマニアの山荘ベルクホーフにスパイとして派遣された主人公カオル・サトウが任された計画は耳を疑うような内容だった。太平洋戦争の前、アメリカ軍が密かに進めた計画を

口冊司著『方相師がゆく』(新歴史観ブックス) が発売

鬼や妖怪の類が跋扈する平安時代末期。朝廷の公的機関である陰陽師による対応には限界がある中、民間の鬼祓いを専門とする方相師という職能集団が生まれていた。方相師・楽猿とその従者・清十郎にある依頼が入る。それは一人の姫を取り巻く事件。祝言を迎える度に新郎が原因不明の死を遂げるというのだ

口冊司著『救世主・山本の軌跡』(新歴史観ブックス) が発売

山の麓にある村で、村長が子供たちに話すむかしむかしのお話。第二次世界大戦後、日本は連合国の進駐軍によって南北に分断された。「東京の壁」が崩壊し統一される日本。しかし再び南北の日本の民は対立し「南北戦争」が起こった。そのさなか現れた一人の女性。彼女は予言された「救世主(メシア)」の

『聖者たちの饗宴』KYOUEN4 (新歴史観ブックス)発売

伊勢長島で勃発した一向一揆を舞台に激しい攻防が繰り広げられる。兵糧攻めに苦しみながらも一揆衆が進める計略とは・・・。蒲生氏郷の家臣となった異国人の武将ロルテス、意図せずして一揆衆側として参戦することになった島左近、織田家の家臣になったばかりの海賊である九鬼嘉隆、戦の裏で暗躍する毛

『龍も眠る』KYOUEN-3

武田信玄の急死により崩壊した「信長包囲網」。その仕掛け人であった室町幕府の将軍・足利義昭を追放した織田信長は「天下人」への道を突き進む。そんな信長が最後まで恐れたのが「越後の龍」上杉謙信。越前の制圧に成功した織田軍はとうとう北陸地方の制圧を進めていた上杉軍と戦うことに。織田・北陸

口冊司『軍神の後継者』KYOUEN-2 (新歴史観ブックス)が発売しました^^

突如として三河へと侵攻する武田軍の動きが止まる。軍神・武田信玄が満を持して開始した「西上作戦」。その作戦は、天下を騒がす織田信長と徳川家康を蹴散らしたうえで京都に入り室町幕府を立て直すという遠大なものだった。三方ヶ原で織田・徳川連合軍を散々に打ち負かし三河の要衝である野田城をも陥

口冊司『風魔ノ乱』KYOUEN-1 (新歴史観ブックス)

今川義元が桶狭間にて急死。この事件により武田信玄、北条氏康、今川義元が結んでいた「甲相駿三国同盟」は一気に揺らぎ始める。そこに坂東支配を目論む長尾景虎が登場し、関東甲信越と東海地方において激しい勢力闘争が勃発した。そんな頃、北条家に仕え五代目「小太郎」に代替わりして間もないる風魔

幕間の刻-伊達政宗の段-

読書の秋がやってきた^^ 口冊司『幕間の刻-伊達政宗の段-』 (新歴史観ブックス) が発売しました^^ https://amzn.to/3LhFtDs 今ならamazonプライムで無料購読です! <本のあらすじ> 群雄割拠する戦国武将たちを東西に分けた「天下分け目の合戦」こと関ヶ

口冊司『堀部安兵衛と二人の室』発売

「忠臣蔵」で知られる赤穂義士による吉良邸の討ち入りから一年後、彼らは幕府から「罪人」として切腹を申し渡される。それからおよそ四十年。吉良邸討ち入りの発端となった浅野内匠頭をはじめ赤穂義士が眠る高輪泉岳寺に現れた一人の尼僧「妙海尼」が江戸の話題となる。妙海尼は四十七士の一人であり特

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