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口冊司著『異説 鉢木』(新歴史観ブックス) が発売!

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<本のあらすじ>

観阿弥・世阿弥の作という説もある能の一曲『鉢木』。鎌倉幕府の第五代執権・北条時頼が執権職を退いた後、諸国を遊行したという伝説から生まれた物語である。冬の寒空の下、旅の僧となった時頼は一軒の小屋で一夜の宿を求める。小屋の主人・佐野源左衛門は没落した御家人。貧しい源左衛門は旅の僧をもてなすために大切にしていた松、梅、桜の三本の鉢の木を薪として囲炉裏にくべてしまう。源左衛門の家には薪さえも無かった。それでもいざという時には鎌倉に馳せ参じることができるように源左衛門は甲冑や薙刀だけは保管していた。その厚い忠誠心に感動した時頼は後日、源左衛門を鎌倉に呼び寄せる。時頼は源左衛門に松、梅、桜の鉢の木に因んで三つの領地を与えた、という御恩と奉公の物語。本著は鎌倉幕府の発足から始まる混沌とした鎌倉時代の勢力争いを『鉢木』を通して描いた一作。将軍、執権、そして得宗。鎌倉時代前半期を指導者の群像が今、蘇る。

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