1564年（永禄7年7月4日）の今日、「日本の副王」と呼ばれた戦国大名・三好長慶が死去しました。享年43。 元は管領家の細川氏の有力家臣でしたが細川政権を事実上崩壊させ三好政権を樹立。細川氏が支配していた領地を継承して三好氏の勢力を畿内の大部分にまで広げました。

1934年のドイツ大統領パウル・フォン・ヒンデンブルクの死去によりアドルフ・ヒトラーが大統領の権限が移譲された「総統」になりました。第一次世界大戦でロシア軍を破ったドイツの国民的英雄ヒンデンブルクはヒトラーを首相に任命しナチスドイツ政権樹立への道を開きました。

1750年の今日、作曲家の「音楽の父」ことヨハン・ゼバスティアン・バッハが死去しました。死去の直接の原因はイギリスの有名な眼科医の手術。手術後、眼科医は成功したと発表しましたが実際には失敗。すでに高齢なバッハは体力を奪われ、その後病床に伏して帰らぬ人に。

1185年（元暦 2年6月23日）の今日、平清盛の五男で平氏軍の大将の一人として戦った平重衡が南都焼討で東大寺大仏や興福寺を焼亡させた罪により、木津川畔で斬首されました。重衡の将才は高く評される一方、その容姿は牡丹の花に例えられたとか。

1441年（嘉吉元年6月24日）の今日、守護大名の赤松満祐が室町幕府将軍・足利義教（画像）を自邸に招いて暗殺しました。 足利将軍家の権威を復活させる為に有力な大名家の家督相続に積極的に介入した義教。粛清されることを恐れた満祐は先手を打って義教を暗殺したとか。

1865年（慶応元年閏5月11日） の今日、土佐藩で勾留中だった土佐勤王党盟主・武市瑞山が切腹し死去しました。享年37。 武市は未だ誰もなしえなかったと言われてきた三文字割腹の法（腹を三度切る）をした後、前のめりに倒れ、両脇から二名の介錯人に心臓を突かせ絶命しました。

1582年（天正10年6月2日）の今日、京都にて本能寺に滞在中の織田信長を明智光秀の軍が襲撃。織田信長は自害しました。同日、変を知り滞在していた妙覚寺から新二条御所に移った信長の嫡男で織田家当主の信忠は徹底抗戦しましたが、結局は数人を除いて討ち死にしました。

1869年（明治2年5月11日）の今日、元新撰組の副長だった土方歳三が箱館戦争において明治政府軍との乱戦の中、腹部を撃たれ落馬し絶命しました。享年34。この6日後、榎本軍は明治政府軍に降伏しました。箱館においても土方は新撰組の頃と変わらず沈着冷静な男だったとか。

1963年の今日、ミシシッピ州の公民権運動指導者メドガー・エヴァース（画像）が白人市民会議のメンバーに射殺されました。 犯人は殺人罪で起訴され一審二審共に死刑が求刑されながらも結局無罪に。その後、再審請求の機運が高まり1994年終身刑が確定。2001年に80歳で獄死。

223年（章武3年4月24日）の今日、蜀の皇帝・劉備玄徳が死去しました。62歳没。 死の間際、劉備が諸葛亮に「我が子が皇帝としての素質を備えているなら補佐して欲しい。もし補佐するに足りない暗愚であったならば、迷わずそなたが皇帝となり国を治めるのだ」と遺言したとか。

1200年（正治2年4月26日） の今日、鎌倉幕府の御家人である安達盛長が死去しました。享年66。後に征夷大将軍になる源頼朝が伊豆の流人だった時から仕え、頼朝と北条政子の間を取り持ったのも盛長だと言われています。盛長の死後も安達家の当主は鎌倉幕府の重鎮に。

1615年（元和元年5月6日）の今日、大坂夏の陣において豊臣方『大坂城五人衆』の一人に数えられた後藤基次が討死しました。享年56。 同じく大坂城五人衆の一人だった真田信繁と共に江戸時代から人気者だった後藤基次。講談や軍記が日本各地に広まり存命説も各地に残っています。

1954年の今日、スペイン内戦、日中戦争、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線、第一次中東戦争、第一次インドシナ戦争という5つの戦争を取材した20世紀を代表する戦場カメラマンであり報道写真家ロバート・キャパがインドシナ戦争の取材中に地雷に触れて死亡しました。

1928年（昭和3年）の今日、黄熱病の研究と撲滅を目的とした医師団の一人だった野口英世が黄熱病に罹患し死去しました。享年53。 存命中、野口英世は日本を含む六カ国で勲章を授与され、所属していたロックフェラー研究所は「古今を通じて最大の細菌学者の1人」と称賛。

1945年の今日、ヒトラーの「政治的遺言」により海軍総司令官カール・デーニッツがドイツ大統領に就任しました。 実はこの日ヒトラーは自殺。翌日それを知ったデーニッツは連合国に無条件降伏。10年の禁固刑を課された彼はヒトラーの後継者になったことを激しく後悔したとか。

1521年の今日、フィリピンのマクタン島において地元の領主ラプ＝ラプとスペイン艦隊が戦い、スペイン艦隊の司令官フェルディナンド・マゼラン（画像）が戦死しました。 マゼランの死後、艦隊の指揮は部下が引き継ぎ、この翌年、史上初となる世界周航を達成しました。

1918年の今日、第一次世界大戦下、 「レッドバロン」ことドイツ陸軍の航空士官マンフレート・フォン・リヒトホーフェンが撃墜され戦死しました。 リヒトホーフェンは大戦に参加した国で最高の撃墜機記録（80機撃墜、ほか未公認3）を保持するパイロットとして恐れられました。

1910年（明治43年）の今日、日本帝国海軍の第六潜水艇が広島湾で訓練中に遭難しました。艦長である佐久間勉大尉（画像）を含む乗組員14名全員が死亡。破損の修理をしていた2人を除く全員が配置についたまま死亡したことや佐久間大尉の遺書の内容が世界的に有名になりました。

1861年（文久元年3月5日）の今日、浮世絵師の歌川国芳が死去しました。 迫力のある武者絵をはじめ現在でも人気の高い浮世絵師の一人・国芳。彼には多くの門弟がいました。「最後の浮世絵師」と呼ばれた月岡芳年や異色の絵師・河鍋暁斎も国芳の弟子だった時期があります。

1825年（文政8年2月21日）の今日、元大相撲力士の雷電爲右エ門が死去しました。59歳没。現役生活21年、江戸本場所在籍35場所（大関在位27場所）で通算黒星が10個。勝率.962の大相撲史上未曾有の最強力士。現役引退後は松江藩の相撲頭取に就任し後進の育成に尽力しました。