
新歴史観ブックス
10月27日読了時間: 1分
10月27日は何があった日?
1140年(保延6年9月15日)の今日、天台宗の僧・覚猷が入滅。行年87。「鳥羽僧正」と呼ばれた覚猷は日本仏教界の重職を務めた高僧であるのみならず絵画にも精通していました。確証はないものの鳥獣人物戯画の作者だという説もあり「漫画の始祖」とも。

1140年(保延6年9月15日)の今日、天台宗の僧・覚猷が入滅。行年87。「鳥羽僧正」と呼ばれた覚猷は日本仏教界の重職を務めた高僧であるのみならず絵画にも精通していました。確証はないものの鳥獣人物戯画の作者だという説もあり「漫画の始祖」とも。

2018年の今日、サザビーズに出品された覆面画家バンクシーの絵画『赤い風船に手を伸ばす少女』が100万ポンド(約1億5000万円)で落札。落札された直後バンクシー本人が額縁に仕込んだシュレッダーで絵が裁断される事態に。作品名は『愛はごみ箱の中に』に改名されましたとさ。

1960年(昭和35年)の今日、陶芸家の加藤唐九郎が鎌倉時代の古瀬戸の傑作であるとして前年、重要文化財に指定された「永仁銘瓶子」(画像)は自分が作ったものであると公表しました。2年後、瓶子は重要文化財の指定解除になり重文指定を推薦した文部技官が引責辞任しました。

2017年の今日、サルバドール・ダリの娘を名乗る人物の要請に応じた裁判所の判決によりダリのDNA型を採取すべく遺体が掘り出されました。結果、DNAは相違。生前ダリは「偉大な天才には並みの子が生まれる。私はこの経験を味わいたくない」と婚外子の存在を否定していたとか。

1770年(明和7年6月15日) の今日、浮世絵師・鈴木春信が死去しました。 現在では『浮世絵』として定番になっている木版多色摺りの錦絵を世に広めた人物。浮世絵黄金期の立役者として次代の浮世絵師に多大な影響を与えました。

1861年(文久元年3月5日)の今日、浮世絵師の歌川国芳が死去しました。 迫力のある武者絵をはじめ現在でも人気の高い浮世絵師の一人・国芳。彼には多くの門弟がいました。「最後の浮世絵師」と呼ばれた月岡芳年や異色の絵師・河鍋暁斎も国芳の弟子だった時期があります。

1987年(昭和62年)の今日、安田火災がロンドンで行われたオークションでゴッホの「ひまわり」を58億円で落札しました。 「ひまわり」は6点現存。大きな違いは壺に活けてある花の本数。3本、12本、15本の3パターンがあり現在SOMPO美術館に所蔵されているのは15本。...

1858年(安政5年9月6日)の今日、江戸時代後期を代表する浮世絵師である歌川広重が病死しました。享年62。死因はコレラだったと伝えられています。 風景を描いた木版画で一世を風靡。ゴッホやモネなど西洋の画家に多大な影響を与えました。

1927年の今日、アメリカの彫刻家ガットスン・ボーグラム(画像)がラシュモア山の大統領像の彫刻を開始しました。 歴史に名を残す4人の大統領の彫像。アメリカ政府の依頼で始まった事業はボーグラムの没後、息子のリンカーンに引き継がれ1941年に完成しました。

1981年の今日、ピカソが描いた絵画『ゲルニカ』がニューヨーク近代美術館からスペインに返還されました。 ビスカヤ県ゲルニカがドイツ空軍から受けた都市無差別爆撃を主題にする『ゲルニカ』。発表当初の評価は高くありませんでしたが、やがて反戦や抵抗の象徴になりました。...

1932年の今日、第1回ヴェネツィア国際映画祭が開催されました。最も歴史の古い国際美術展ヴェネツィア・ビエンナーレの第18回開催において映画部門として開かれたのが最初。世界初の国際映画祭。初回の最優秀賞は観客の投票で決められました。出席者は会場まで船。

2013年(平成25年)の今日、 大雨洪水警報と雷注意報が発表され隅田川花火大会が開始30分で大会史上初の中止になりました。隅田川花火大会は江戸時代、隅田川での船遊びが許される開始日に花火師の鍵屋と玉屋が花火を宣伝する目的で大々的に花火を打ち上げたのが始まりです。...

2017年の今日、画家で故人であるサルバドール・ダリの娘を名乗る人物の要請に応じたマドリード裁判所の判決により、ダリのDNA型を採取すべく墓から遺体が掘り出されました。DNA鑑定の結果、ダリ財団は女性の主張が否定されたと発表しました。 ◇口冊司作品はこちら>>...

1519年の今日、ルネサンス期を代表する芸術家であり科学者でもあったレオナルド・ダ・ヴィンチが死去しました。67歳でした。 最期は彼の最晩年の後援者フランス王フランソワ1世の腕の中で息を引き取ったとか。画像はドミニク・アングル作『レオナルド・ダ・ヴィンチの死』です。

1899年(明治32年)の今日、 正岡子規(画像)が根岸短歌会を創始しました。子規の住居「子規庵」で子規を含めた6名が開いた歌会が源流。子規の没後、伊藤左千夫が根岸短歌会をまとめ、島木赤彦や斎藤茂吉らも参加。これがアララギ派(阿羅々木)へと発展していくことに。

1958年の今日、ニューヨークの宝石商でデザイナーのハリー・ウィンストンが所有する『ホープダイヤモンド』をスミソニアン協会に寄贈しました。この青く光るブルーダイヤモンドは持ち主を次々と破滅させながら人手を転々としていく呪いの宝石として有名です。

1590年(天正18年9月4日)の今日、安土桃山時代最高の絵師として名を馳せた狩野永徳が死去しました。享年48歳。東福寺法堂の天井画の龍図を制作中に体調を崩しそのまま死んだ永徳。過労死という説があるほど描き続けた絵師ですが、現代まで残っている彼の作品は数点だけ。

1921年の今日、英ロンドンで『国際ペンクラブ』が発足しました。第一次世界大戦終結直後、女性小説家C.A.ドーソン・スコット(画像)の提唱で結成。文学を通じて諸国民の相互理解を深め、表現の自由を擁護するための国際的な団体です。

1887年(明治20年)の今日、二葉亭四迷(画像)の長篇小説『浮雲』の第一篇が刊行されました。同作は日本で初めて日常に用いられる話し言葉に近い口語体による『言文一致体』の小説。四迷は執筆にあたり当時人気だった落語家の初代三遊亭圓朝の落語を参考にしたそうです。

1689年(元禄2年3月27日)の今日、松尾芭蕉が弟子の河合曾良とともに『おくのほそ道』の旅に出発しました。この年は芭蕉が崇拝する西行の500回忌にあたり、江戸深川の草庵を出発し、約150日間かけて東北、北陸を巡って江戸に戻りました。全行程は約2400km。

