
新歴史観ブックス
2021年6月29日読了時間: 1分
6月28日は何があった日?
1914年の今日、オーストリア皇太子フランツ・フェルディナントと妃ゾフィーがサラエボで暗殺されました。第一次世界大戦勃発のきっかけになったサラエボ事件。実行犯リーダーは大セルビア主義テロ組織「黒手組」の男。暗殺を指令したのは当時セルビア軍の諜報部長でした。

1914年の今日、オーストリア皇太子フランツ・フェルディナントと妃ゾフィーがサラエボで暗殺されました。第一次世界大戦勃発のきっかけになったサラエボ事件。実行犯リーダーは大セルビア主義テロ組織「黒手組」の男。暗殺を指令したのは当時セルビア軍の諜報部長でした。

1284年の今日、ドイツ・ハーメルンで約130人の子供が集団失踪。「ハーメルンの笛吹き男」の起こり。物語では、ネズミの駆除をした報酬を支払わない町の人々に対して男は笛を吹きながら町の子供130人を誘い去ってゆきました。残されたのは体が不自由な子供だけだったそうな。

1812年の今日、アメリカ合衆国がイギリス帝国に宣戦布告。米英戦争の勃発です。米英がカナダを含む北アメリカの各地方の領土を争奪した戦争。その実態は両陣営と同盟を結んだ先住民の諸部族による代理戦争とか。画像はイギリス軍に焼き討ちされる首都ワシントンの様子です。

1215年の今日、イングランド王ジョンが国王の権限を限定するマグナ・カルタ(自由の大憲章)を承認しました。国王大権ではなく「法の支配」を認めた画期的な出来事。成立から800年が経過した現在でもイギリスの現行法になっておりユネスコ『世界の記憶』に登録されています。

1886年の今日、ドイツ・シュタルンベルク湖で前日に廃位させられたバイエルン元国王ルートヴィヒ2世と医師の水死体が発見されました。真相は未だ謎のまま。破滅的な浪費を繰り返し「狂王」として知られた王の城ノイシュヴァンシュタイン城は現在バイエルン地方随一の観光地。

1815年の今日、ウィーン会議によりウィーン議定書が締結されました。フランス革命とナポレオン戦争で混乱したヨーロッパを以前の状態に復活させることを目的としたウィーン体制は長期的な安定をもたらしながらも産業革命により揺らぎ始めクリミア戦争によって崩壊しました。

1905年の今日、米大統領セオドア・ルーズベルトが日露両国に講和会議開催を呼びかけました。三カ月後、日露は米ポーツマス近郊で講和条約を結びました。日露戦争の停戦を仲介した功績でルーズベルトはノーベル平和賞を受賞。彼はノーベル賞を受賞した初のアメリカ人です。

1839年の今日、清の大臣・林則徐が英国商人が所持するアヘンを全て廃棄しました。これが阿片戦争勃発の遠因に。英国からの阿片密輸の取り締まりの第一人者である林則徐。彼が広東で指揮を取り続けていればイギリスを撃退できたと考える人は今も多いとか。清廉潔白。報国の臣。

1794年の今日、大西洋上でイギリスと第一共和政下フランスの海戦が勃発。食糧窮乏のため自国に食糧を海上輸送するフランスとそれを阻止しようとするイギリスの対決。結果フランスは7隻を失い大敗するも輸送は成功しました。勝利したイギリスは「栄光の6月1日」と呼んだとか。

紀元前1279年の今日、ラムセス2世が古代エジプト第19王朝のファラオとなりました。 エジプト各地に数多くの巨大建造物を築き古代エジプト史上もっとも繁栄した時代を創り上げたラムセス2世は90歳と長命で、111人の息子と69人の娘がいたとか。

1985年の今日、ブリュッセルのヘイゼル競技場でサポーター同士が暴徒化し群衆事故が発生。UEFAチャンピオンズカップ決勝、英リヴァプールvs伊ユヴェントスの試合前。39人が死亡400人以上が負傷。激怒した当時の英首相サッチャーは英国プロサッカーを消滅させようとしたとか。

1926年の今日、ポルトガルで1926年5月28日革命が起こりました。革命により第一共和政が終わり以後は第二共和制、やがて欧州最長の独裁政権とされる「エスタド・ノヴォ」が始まります。独裁者は首相アントニオ・サラザール。彼はハリポタのサラザール・スリザリンのモデル。

1942年の今日、プラハでラインハルト・ハイドリヒがイギリスの支援下にあったチェコ暗殺部隊に襲撃されました。 ドイツの政治警察を一手に掌握した彼はユダヤ人ジェノサイド計画の推進者といわれ、その冷酷さから部下たちに「金髪の野獣」と渾名されたとか。6月4日に死亡。

1904年の今日、国際サッカー連盟(FIFA)が創立されました。創立時の加盟国はフランス、オランダ、スイス、デンマーク、ベルギー、スウェーデン、スペインの7か国。フランスのフットボール委員会幹事で、まだ28歳だったロベール・ゲランが初代FIFA会長に選出されました。

1917年の今日、ポルトガル・ファティマで3人の子供の前に聖母が現れました。ファティマの聖母。この前年に平和の天使と称する若者が現れたのが始まり。聖母からのメッセージは大きく分けて3つありましたが、教皇庁はそのうち第三の予言だけを長年にわたり秘匿しました。

1820年の今日、イギリスの看護婦フローレンス・ナイチンゲールが誕生しました。クリミア戦争において敵味方の分け隔てなく負傷兵たちを献身的に看護し、統計に基づく医療衛生改革をした彼女の誕生日は『ナイチンゲールデー』として世界の記念日になっています。

1812年の今日、英首相スペンサー・パーシヴァルが暗殺されました。犯人は政府に不満を持つ精神障害者。ただ、パーシヴァルが王室と対立していたことや次の首相にしたのが王室に近い上級貴族だったことから王室の暗殺への関与が噂されたとか。英国史上唯一暗殺された首相です。

1527年の今日、神聖ローマ皇帝カール5世の軍勢がイタリアに侵攻し暴虐の限りを尽くしました。ローマに集まっていた文化人や芸術家は殺されたり他の都市へ逃れ、文化財は奪われ教会なども破壊されました。ローマを中心におよそ百年続いた盛期ルネサンス時代はこれにて終焉。

1840年の今日、イギリス郵政省が世界初の郵便切手を発行しました。二種類の切手「ペニー・ブラック」と「2ペンス・ブルー」。「ペニー・ブラック」は発行初日に30万枚以上が売れたようで、これは日本最初の郵便切手「竜文切手」が1年がかりで売った枚数と同じだそうな。

1949年(昭和24年)の今日、IOCが日本とドイツの五輪復帰を承認しました。第二次世界大戦前後からオリンピックは国力を比べる場として認知されるように。1936年ベルリン大会ではナチス政権が国威発揚に利用。聖火リレーや大会の記録映画の制作もこの時から始まったとか。

